工場見学
伸線加工

製鋼メーカーより入荷する「原材料」を圧造しやすいように仕上げる工程です。
紀州ファスナーでは、太径用2機・細経用2機の計4機の伸線加工機を保有しております。材料の伸線加工を自社で行うことで、安定した納期、品質、価格での材料調達を可能にしております。

- こちらは、太径用の伸線加工機の動画です。日当たりで、およそ20tを加工しております。
- こちらは、細経用の伸線加工機の動画です。日当たりで、およそ10tを加工しております。
圧造加工

紀州ファスナーでは、高速タイプのナットフォーマーと、特殊形状、高ナットなどを加工するパーツフォーマーを配置しています。

- こちらは、ナットフォーマーの動画です。高速タイプのこの機械は、1分間に、最大400個の製品を製造できる能力を持っています。
- こちらは、パーツフォーマーの動画です。ナットフォーマーよりも、より特殊形状の製品を加工するために可動範囲が広いのが特徴です。
ねじ加工

圧造で出来あがったナットブランクに、ねじを加工していきます。
加工方法も製品によりさまざまで、紀州ファスナーでは、常時200台のタッピングマシーンがナットに命を刻み込みます。

- タッピングラインの全景です。
- AGV(無人搬送車)を導入し、ねじ加工された製品を集積所まで搬送しております。
- タッピングマシンのホッパーにナットが自動供給される様子です。
- フランジナットの加工をしています。フランジ部をチャッキングし、前後に動いている押し棒がタップにナットブランクを押し当てることでねじ加工します。
- 背の高い製品にねじ加工するためのねじ加工機です。背の高い製品は、シャンクが曲がったベントタップを使うと製品が貫通しないため、このようなストレートタップを使用します。
- 丸ナットを加工するタッピングマシーンです。特徴は、押棒の左右に丸い製品をチャッキングする機工が備えられ、丸い製品を掴んだ状態でタップに押し当ててねじを加工します。
二次加工

ねじ加工が完了したナットに追加工も行います。

表面処理加工


- 表面処理工程の全景です。三価クロメートメッキを行っています。
- メッキ処理後の製品排出シーンです。
梱包


- 小箱の自働梱包ラインです。ナットを自動計量、自動梱包し、パレットに積まれるまでの動画です。小箱と大箱のラベルも自動で貼り付けされます。
金型・工具製作

紀州ファスナーでは自社内での金型工具製作を行っています。

- マシニングセンターです。ナットフォーマーの部品を作っている様子です。
- NC旋盤で加工している様子です。ナットフォーマーのダイスを製作してます。
- 製作された金型工具は、製品ごとに一式化され、専用の立体倉庫で管理されております。